PCパーツ 取扱上の注意点
ページ作成日時:2019,05,01
ページ最終更新日時:2019,05,01

PCパーツには高価かつ繊細なものが多く存在します。また、PCは貴重なデータを扱う電子機器でもあります。
そのため、PCパーツの取り扱いにおいてはいくつか注意すべきポイントが存在し、取り扱い方を誤ってしまうと、
動作に不具合が生じたり、データを失ってしまったり、最悪の場合パーツを破壊してしまう可能性さえあります。
ここでは私の知るいくつかの注意すべきポイントを取り上げ、事故防止を促したいと思います。

なお、注意すべき度合に応じて以下の3つの表示を行います。 (※取扱説明書などの用法とは異なります)
 ・ 危険 ・・・ データの消失、パーツの破損 などの重大な事故に繋がる場合
 ・ 警告 ・・・ 動作の不具合 などのPCを動作させる上での障害に繋がる場合
 ・ 注意 ・・・ 上記2つに当てはまるほど重大ではないものの問題となる可能性がある場合







各パーツごとの注意


OS 注意

電源ユニットとUSB接続のものを除く複数の内部パーツを組み替えると再認証を求められることがあります。
場合によっては電話認証になります。少々手間ですが普通に答えていけば認証してもらえます。
自作PCでも頻繁な組み替えは避けて、パーツを長く使っていくことも良いかと思います。

DRAM
警告

中古品を購入した場合、ある程度の確率でエラーのあるメモリモジュールが届くことがあります。(特にCtoC)
エラーのあるメモリモジュールを搭載したPCは、唐突なフリーズやブルースクリーンを引き起こします。
PCの正常動作のため、まずメモリモジュールにエラーがないかチェックする必要があります。

注意

マザーボードによっては、片面実装のメモリモジュールを使用する場合と、両面実装のメモリモジュールを使用する場合とで、
対応する最大容量が変化する場合があります。特にDDR2のマザーボードでは注意してメモリモジュールを選択してください。

HDD
危険

Seagate・Barracuda7200.14はスピンドルモーターの寿命が短く、稼働時間が2年程度に達すると突然死する可能性が高いようです。
このため、長時間の連続稼働を行うような用途に当該HDDを使用することは避けるべきと思います。
突然死は予測のできない重大な故障であるため、特に警戒する必要があります。

危険

データ転送中にリソースモニターを開いたとき、
右のような波形が表示されているHDDでは
HDDが突然死する可能性が高くなっています。

波形は以下の2点を満たすものです。
 @ 青の線(ディスクキュー)が高い位置にある
 A 緑の領域(データ転送量)が横方向に断続的

なお、進行すると こうなります 。(死亡済)

注意

2.5inchHDDをUSB2.0接続で使用する場合、HDDの消費電力がUSBポートの給電能力(通常500mA)を上回ってしまうことがあります。
この場合、スピンアップ中に電流不足を起こしてしまい、延々と再始動を繰り返す状態に陥ることがあります。
このとき「ウィィィーン・・・ピシュンッ・・・・・・・・・ウィィィーン・・・ピシュンッ・・・・・・・・・」というような音が出ます。
HDDが消費する最大電流値は、HDD天面のラベルやスペックシートに表示されているので、
特にプラッターの枚数が多く回転数の高いHDDでは、事前に確認しておく必要があります。

電源ユニット
警告

PCケースではPSUをボトムレイアウト(底部側に配置する構造)にすることが主流となっています。
この場合の多くにおいて、PSUは吸気ファンのある面を上向き・下向きのどちらにしても設置することができますが、
吸気ファンのある面が上向きになるよう設置したときは、マザーボードや拡張ボードを着脱する際に
ネジなどをPSU内に落とさないよう注意する必要があります。

注意

稼働中のPCの電源が勝手に切れてしまう場合、電源ユニットに不具合がある可能性があります。
PSUはデータ通信を行わないため不具合が判明しにくいものの、モノによっては案外短命であったりします。
「突然電源が落ちる」「勝手に再起動している」などの症状がある場合、PSUの交換も試してみてください。